【レビュー】未発売とは思えない完成度。アニメ調×本格クライミング『Cairn』デモ版を登頂してみた感想

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【レビュー】未発売とは思えない完成度。アニメ調×本格クライミング『Cairn』デモ版を登頂してみた感想

リアル志向のクライミングシミュレーターとして期待されているPCゲーム『Cairn(ケアン)』。
本作はまだ正式発売前ですが、現在デモ版がSteamで先行公開されています。
今回このデモ版を実際にプレイしたので、感想を共有したいと思います。
実際にプレイしたときに感じた、操作性・難しさ・良い点・改善してほしい点をまとめてレビューします。

アニメ調の独特な画づくりだが、中身はガチのクライミング

まず目を引くのは、独特なアニメ調のビジュアル。日本のかわいいアニメ風とは異なるおしゃれな雰囲気を醸し出しています。
岩肌の質感はリアル寄りですが、カートゥーン風のキャラモデルが混ざる独特な世界観が特徴です。
ところが、ゲーム性は本格的なクライミング。
重心移動、足場の選び方、掴めるホールドの少なさなど、「ゲーム的な補助」を極力排したストイックな作りとなっています。

手足操作が難しい。自由度はプレイヤーではなくゲーム側が決める

本作の肝は、「自分が動かしたい手足が必ずしも動かせない」という点にあります。
手足の位置や重心の位置などから計算して、動かす手足をゲーム側が決めるようです。
そのため、

「ここで右手を使えたら体勢が安定するのに…」
「この足が動ければ完璧なのに…」

といった場面が何度もあり、自由度は意図的に制限されています。
この仕様により、「もどかしさ」「緊張感」「選択肢の中から最適解を探す楽しさ」といった、実際のクライミングに近い感覚を味合うことができます。

ピンは5本のみ。刺し失敗=そのピンを永久に失う緊張感

このゲームでは、落下死を防ぐための命綱のロープが用意されています。
プレイヤーは「ピン」を岩肌に打ち込み、ロープを固定することができます。
デモ版では5本の「ピン」が用意されていています。
そして、「ピン」の打ち込みはちょっとしたミニゲームになっていて、失敗するとその「ピン」は使用不能になります。
つまり無駄打ちして5本使い切ったら安全確保は難しくなります。
成功すれば落下が防がれ何度でもチャレンジできますが、失敗すれば落下による負傷や即死をするので、とても緊張感あふれるシステムになっています。
いつどこに「ピン」を打つかが重要になります。

安全に登るにはルート選びがすべて

本作において、最重要要素はルート取りかもしれません。
ツルツルした岩肌:手足が引っ掛からず不安定
凸凹した岩肌:身体を預けやすい&休憩ポイントになりやすい
「どこを通るか」が難易度に直結します。
さらに、体が安定しているタイミングでピンを刺すのがコツになります。
姿勢が不安定な状態で刺そうとするとミニゲームに失敗しやすいので、慎重な判断が求められます。

チュートリアルはやや不親切。インジケーターも理解半分で進むことに

デモ版ゆえか、チュートリアルは最低限しかよういされていません。
基本操作は、ヒントが出るのでなんとかなりますが、アイテム関係とか、どの操作で何ができるのか完全には理解できませんでした。
またインジケーターの細かい意味も同様に、HP、メンタル、空腹、喉の渇きのようなゲージも存在しますが、説明が十分ではなく、完璧は理解できず、少し消化不良な面も気になりました。 それでも想像でプレイすることは、そこまで難しくはないです。

それでも何とか登頂!達成感はかなり大きい

試行錯誤しながら進み、無事に頂上へ到達。
自然にルート選びや重心の置き方を覚えていく感覚は、ほかのゲームにはない面白さでした。
落下死の緊張感と、ピンの残数管理によるプレッシャーのおかげで、登り切った瞬間の達成感はかなり強いです。

まとめ:デモ版としての完成度は高い。製品版での改善に期待

現段階のデモ版でも、独特なアニメ調の世界観、格クライミングの緊張感、ピン5本の駆け引き、シビアなルート選びなど、唯一無二の魅力がしっかり感じられるます。
一方で、不親切なチュートリアル、インジケーター説明不足、操作のクセが強いといった未完成感もあるので、正式版での調整・改善に期待したいところです。
とはいえ、デモ版の段階でこれだけ手汗が出るクライミング体験ができるゲームは珍しく、発売が楽しみな作品です。

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