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【映画】『ベン・ハー(1959)』を視て【感想】

コロッセウム 映画

『ベン・ハー(1959)』を視て

こんにちは映画大好きヤンヤンです。

録画しておいた映画『ベン・ハー(1959)』を見終わりました。

これから映画の感想を書いていこうと思います。

この記事では、公開日、キャストやスタッフ、上映時間、あらすじ、感想などが書いてあります。

  • 『ベン・ハー(1959)』を「まだ見たことない!」という人や、「見るかどうか迷ってるよ!」という人に向けて、判断の参考になればと考えています。
  • また『ベン・ハー(1959)』は「もう見たよ!」という人とは、映画の感想を共有できればと考えています。

記事を最後まで読んで貰えたらうれしいです。

基本情報

  • 上映時間:212分
  • 公開日:(米)1959年11月18日

スタッフ

  • 監督:ウィリアム・ワイラー
  • 原作:ルー・ウォーレス
  • 脚本:カール・タンバーグ、マクスウェル・アンダーソン他
  • 音楽:ミクロス・ローザ

キャスト

  • ジュダ=ベン・ハー役:チャールトン・ヘストン
  • 裕福なユダヤ貴族。

  • メッサラ役:スティーヴン・ボイド
  • 軍司令官として戻ってきた旧友。

  • クインタス・アリウス役:ジャック・ホーキンス
  • ローマ海軍の総司令官アリウス。

  • エスター役:ハイヤ・ハラリート
  • 家宰のサイモニデスの娘。

  • イルデリム役:ヒュー・グリフィス
  • アラブの富豪。

  • ミリアム役:マーサ・スコット
  • ベン・ハーの母親。地下牢に幽閉される。

  • ティルザ役:キャシー・オドネル
  • ベン・ハーの妹。母ミリアムと共に地下牢に幽閉される。

  • ポンティウス・ピラトゥス役:フランク・スリング
  • ユダヤ属州総督。

あらすじ

ベツレヘムの星々が輝く下、馬小屋で救世主が誕生してから26年の月日が過ぎた。
ユダヤ人が住む辺境のイスラエルでは政務を覧する総督の交代が迫っていた。
裕福なユダヤ貴族の若者、ジュダ=ベン・ハー(チャールトン・ヘストン)は軍司令官として戻ってきた旧友メッサラ(スティーヴン・ボイド)との再会を喜ぶ。
ユダヤの民が希望の光とする救世主の存在を、未開の頑迷と否定する一方で恐怖をも感じていたメッサラは、王家の流れを汲み人望のある友人ベン・ハーに、ローマ側に協力するよう求める。
しかし、同胞の苦難に心を痛めていたベン・ハーは、その誘いを断った。
新総督を迎えた日。ベン・ハーの館より瓦が滑り落ちて総督の行列の中へ落下する。

<ネタバレ>↓

暗殺を問われたベン・ハーをメッサラは弁護することなく見殺しにする。
混乱のなか母のミリアム(マーサ・スコット)、妹のティルザ (キャシー・オドネル)は行方知れずに。
自らも奴隷の身分に落とされ、死ぬまでガレー船の鎖に繋がれ漕ぎ手となる運命に見舞われる。
刑を執行するため護送される中で水を与えられず渇きに苦しめられ、井戸を前に崩れかけたその時 、一人の男が彼を抱き抱えて桶より水を呑ませる。
九死に一生を得たベン・ハーは、その男に深く感謝する。

ローマ海軍の総司令官アリウス (ジャック・ホーキンス)はマケドニアとの戦いの前に、漕ぎ手の奴隷たちを厳しく訓練していた。
死んだ目をして漕ぐ奴隷たちの中で、船倉で自分に強い眼差しを向ける奴隷に目を止めた。
それは3年間に渡り、ガレー船での苦役に耐えたベン・ハーだった。
実の息子を失い神の姿を見失っていたアリウスは海戦の混乱の最中、ベン・ハーに命を救われ、心の支えを得る。
かくしてローマの実力者アリウスの養子となり、戦車競争の騎手として第二の人生を得たベン・ハーは、ローマ皇帝:ティベリウスの恩恵によりローマ市民権を得る。

自由になったその夜、ベン・ハーは無償の愛に感謝しながら母と妹を探すために故郷へ戻る決意をアリウスへ伝える。

帰郷の途上、救世主を探す博士と出会い、偉大な道を歩んでいる人の存在を知らされる。
またイルデリム (ヒュー・グリフィス)からはメッサラの様子を聞かされる。
アラブの富豪だがローマへの敵愾心に盛んなイルデリムは、戦車競争で常勝を続けるメッサラを打ち負かせようとしていた。
仇敵の名前を耳にして、身の内に燃えるものを感じたベン・ハーだがエルサレムへ戻る。

荒れ果てた我が家には家宰のサイモニデス(サム・ジャッフェ)と娘のエスター (ハイヤ・ハラリート)が隠れていた。
拷問により半身不随となっても誠実なままの友との再会を喜ぶが、ミリアムとティルザの姿はそこには居なかった。

ベン・ハーの帰郷の報はメッサラの知るところとなり、母と妹を地下牢に閉じ込めたローマ側は、二人を開放しようとして凄惨な光景を目にする。

業病(ハンセン病)に犯されたミリアムとティルザは、世間から離れる前に一目でもベン・ハーを見ようとして夜に紛れて屋敷に入ってきた。
偶然にエスターは二人と出会い、ミリアムから自分たちは死んだ事にするように約束させられる。
エスターはミリアムとティルザが既に死んでいるとベン・ハーに伝える。
苦悩を深める恋人に心の平安を求め生き直す道を歩んで欲しいと願うエスターだが、彼女への愛情を抱きながらも怒りを抑えることは出来なかった。

巨大な戦車競技場で両者は対決の日を迎え、神への許しを求めつつ復讐に燃えるベン・ハーはイルデリムが提供した駿馬を戦車に繋ぎ、大観衆が見守る中でメッサラとの闘いに臨む。
壮絶なレースの末、ついにメッサラに勝利した。
ユダヤの誇りを守った英雄を包む熱狂の影で、メッサラは戦車に引き潰され瀕死となる。
結果的に復讐は達成されたが、ベン・ハーは余りに無残な姿に変わった仇敵を前に言葉も無い。
しかしメッサラから戦いは未だ終わっていないと告げられ、母と妹が生きている事、二人が業病の者が隠れ住む死の谷にいると知らされる。

ベン・ハーは密かにエスターの後を追って洞穴で生きながらえる母と妹に再会した。
ベン・ハーは家族や親友を不幸にしたローマを憎み、ローマの市民権を放棄する。
苦悩するベン・ハーに、エスターは救世主と言われるようになったイエスの話をするが、一向に聞く耳を持ってくれない。

やがてイエスが裁判にかけられて磔にされるという話を聞いたベン・ハーは、すがる思いで母と妹を連れて街に繰り出すが、十字架を背負ったイエスを見て、あの時に水を恵み、自分を救ってくれた恩人であったことに愕然とする。
母と妹を帰らると、ベン・ハーは後を追いかけ、そして倒れたイエスに、今度は自ら水を飲ませる。
やがてゴルゴダの丘で、イエスは磔の刑に処せられた。
その直後に俄かに天から雷雨と大風が舞い、イエスの流した血が大地を流れていった。
絶望したベン・ハーは重い心で邸宅に戻った。
しかしエスターは微笑みながら彼を迎える。
ふと上を見上げると、母と妹が元の健康な姿に戻っていた。
あの雷雨の中で、洞穴に退避した母と妹は、急な激痛の後に病が癒えていたのだった。
ベン・ハーは母と妹を抱きしめながら喜びを分かち合い、神の奇跡を知る。


感想

4.5

言わずと知れた名作で、もはや細々としたは説明不要だと思う。

この作品は前に何回か視たことが有り、かなり好きな作品だが、もうかなり昔のことになるので、けっこう忘れてた。見始めたら、一々、「そうそう」「あった、あった」と記憶が甦ってきた。


かわいいチャールトン

今回新しく発見したことは、意外と主演のチャールトン・へストンの笑顔がカワイイと言うことだ。

当時まだ36歳だったんだ。

シリアスな表情とはにかんだ時の表情のギャップが良い。

さぞ、女性にモテたことだろう。

そして圧巻の戦車レース。

そして圧巻の戦車レース。

手に汗握る大迫力。

脱落した戦車を飛び越える所は興奮して、思わず声が出た。

アクション映画ではなく宗教映画!?

1つ勘違いしてたことは、戦車レースが終りではなかったということ。

その後に、延々と宗教臭いシーンが続いてたのには少し閉口した。

どうもこの辺の所は記憶から抹消してたらしい。

終盤は少し退屈だけど、改めて好きになった。


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